「年末年始のモルディブ」という世界屈指のハイシーズン。 特典航空券や高級ホテルのポイント宿泊枠は、およそ1年前(約355日前)から全世界のトラベラーによる激しい争奪戦が始まります。
前回の記事で、ハイアットポイントの「購入上限」を突破する錬金術をご紹介しました。 しかし、現実は甘くありません。私が年内に用意できたのは、目標の5泊には届かない「3泊分」のポイントだけでした。
「ポイントが全泊分貯まるまで待っていたら、絶対に部屋が埋まってしまう……!」
焦る私を救ったのは、AI(Gemini)が提案した「パズル予約」という逆転の発想でした。 この記事では、超ハイシーズンの予約を「取れるところから押さえる」執念のテクニックと、最後に待ち受けていた「空室なし(売り切れ)」の恐ろしい勘違いについてお話しします。
1年前のジレンマ:ポイントが足りない!
ハイアットの予約は、約13ヶ月前(395日前)からポツポツと解放され始めます。 年末年始の「パークハイアット・モルディブ・ハダハ」を狙うなら、1年前には全泊分のポイントを握りしめて待機しているのが鉄則です。
しかし、当時の私の手持ちは3泊分(約10万ポイント)。 年が明ければ購入枠がリセットされて追加購入できるものの、それまで待機していたら世界中のライバルに部屋を取られてしまいます。
「どうしよう、完全に詰んだかもしれない……」
そう頭を抱えていた時、専属編集者であるGeminiに相談して、目から鱗のアドバイスをもらいました。
年末年始の「パークハイアット」は、モルディブに限らず世界中で特別な空間になります。
日本のパークハイアットの年末年始の雰囲気はこちらの記事でも紹介しています

東京のニューヨークグリルでのホリデーランチも最高でしたが、今回はその最高峰、モルディブのハダハ。なんとしてもこの年末年始の枠をもぎ取る必要がありました。
Geminiの神提案:「とりあえず3泊」押さえろ

どうしよう!5泊したいのに3泊分のポイントしかない。年明けまで待つしかない?でも絶対埋まっちゃうよね…。






ホテルは「連続した日程」で一度に予約しなくても大丈夫です。まずは今持っているポイントで「絶対に確保したい3泊」だけを単独で予約してしまいましょう。残りの日程は、ポイントが手に入り次第「1泊ずつ」追加していけばいいんです。
「えっ、そんなパズルのピースをハメるような取り方でいいの!?」
目から鱗が落ちました。私はすぐにハイアットのアプリを開き、3泊だけをピンポイントで予約しました。
「3泊確保」の絶対的な安心感
この予約完了画面を見たときの安堵感は忘れられません。「これで最悪でも、モルディブに3泊は滞在できる」。この心の余裕が、その後の手配の大きなモチベーションに繋がりました。
歓喜の年明け。そして「5泊目」が消えた…
そして運命の年明け。 購入枠がリセットされた瞬間にポイントを追加購入し、すかさず「4泊目」を単独で追加予約。 見事に「3泊+1泊」のパズルが繋がり、4泊の滞在が確定しました。
「よし、完璧だ!この勢いで最後の仕上げ、5泊目も1泊追加だ!」
しかし、ここで無情にも画面に表示されたのは…… 「この日程では空室がありません(Points Unavailable)」の文字。


「やられた……」
私と同じように、年明けのポイント購入枠リセットを待っていた世界中のライバルに、タッチの差で枠を取られたのだと思いました。
妥協と調整:クロスロード前泊プランへの変更
少し落ち込みましたが、すでに4泊は確定しています。 「まあ、4泊でも十分長いし、いっか」と自分を慰めました。
ここで航空券(マレーシア航空)の手配を進めた結果、リゾートの到着が夜になることが判明。 「夜遅くに高いポイントを使ってパークハイアットに入るのはもったいない」と考え、到着日はマレ近くの新しいリゾート施設「クロスロード(Crossroads Maldives)」で前泊(現金泊)することにしました。
夜マレ着→クロスロードで前泊(現金でお得に)
パークハイアット4泊(ポイントで確保済み)
「完璧なリカバリーだ。我ながら素晴らしいプランニングだ」 この時の私は、自分の機転の良さに酔いしれていました。
……しかし、この時の私は、ハイアットの恐ろしい「裏ルール」に全く気づいていませんでした。
ポイント枠は非常にシビアですが、現金(有償)での宿泊であれば、直前でも空室が出ていることがあります。
「自分もパズル予約に挑戦してみたい」「とりあえず今の空室状況や価格を見てみたい」という方は、以下から各予約サイトの現在の状況をチェックしてみてください。
衝撃の事実発覚!売り切れではなく「〇〇」の罠だった
「5泊目は売り切れた(ライバルに取られた)」と完全に信じ込んでいた私。 しかし後日、どうしても日程を微調整したくてホテルとやり取りする中で、衝撃の事実が発覚します。
なんと、あの時の5泊目が取れなかったのは、部屋が埋まっていたからではありませんでした。 部屋は、ガラ空きだったのです。
では、なぜ「空室なし」と表示されたのか? それは、ホテル側が年末年始のピークシーズンに向けて『最低5泊以上(ミニマムステイ:MLOS)じゃないと予約させない』というシステム制限のスイッチを入れていたからでした。
つまり、私がパズルのピースを埋めようと「1泊だけ」で検索したため、システムの条件に弾かれて「空室なし」と表示されていただけだったのです。
次回予告:パズルを動かすと「爆発」する
この「見えない壁(ミニマムステイ)」の存在を知らずに、すでに確保している4泊のパズルを動かそうとした私。
「日程をずらすだけだから簡単でしょ?」 そう思って日本のハイアット予約デスクに電話した瞬間、私は「今ある4泊の予約が全て吹き飛ぶ」という絶体絶命のピンチに陥ります。
次回、
「【緊急事態】パークハイアット予約が消滅危機?『最低5泊の壁』と35,000pt追加払いの決断」へ続きます!










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