MENU

【ダナン旅行記】ベトナムの「なんちゃって5G」を疑ったら爆速だった話。郊外の田舎道でBand 3が86Mbpsを超えたインフラの謎

目次

導入:東南アジアの通信を侮っていた私の大誤算

海外旅行の快適性を大きく左右する「現地の通信環境」。 ベトナムへ出発する前、私は正直「東南アジアだし、リゾート地だから電波はそこそこ繋がれば御の字だろう」くらいに思っていました。さらに「5G表示になっていても、中身は低速な、いわゆる『なんちゃって5G』が多いのでは?」という疑念すら抱いていたのです。

しかし、ダナンに到着してその認識は木っ端微塵に打ち砕かれました。

結論から言うと、ベトナムの通信インフラは、日本の都市部と同等、あるいはそれ以上に「力強い」進化を遂げていました。今回は、実際に現地で計測した3つのフィールドテスト(実測データ)をもとに、旅の質を劇的に高めてくれたベトナムの通信事情を、実体験のストーリーとともに深掘りします。

フィールドテスト①:のどかな田舎道で起きた「通信のバグ」

① ミーソン遺跡への移動中:窓の外は放牧の牛、手元は爆速の86Mbps

旅の2日目、私たちはホテルのロビーからツアー車に乗り込み、チャンパ王国の聖地「ミーソン遺跡」へと向かっていました。

車窓から見える景色は、市街地の喧騒を離れるにつれてどんどんローカルな雰囲気に。舗装はされているものの、時折のどかに歩く牛やヤギが見えるような、いわゆるベトナムの「古き良き田舎道」です。

「さすがにこの辺りまで来ると、電波も息切れするだろう」
そう思って、何気なくスマホのスピードテストを走らせてみたところ、画面に表示された数値に目を疑いました。

Screenshot
Screenshot

なんと、下り86.1Mbps、上り41.9Mbps。 日本の我が家(都心のマンション)の固定回線より早いレベルの数値が、ベトナムの田舎道を走る車中で叩き出されたのです。動画のストリーミングどころか、大容量ファイルの送受信すら一瞬で終わる速度です。

2. フィールドテスト②:リゾートの楽園でワーケーションが成立する理由

② ホテルのプールサイド:ココナッツを片手に、37Mbpsの安定チル

続いての計測の舞台は、滞在先である『ハイアットリージェンシー ダナン』の広大なメインプールです。

私たちはデイベッドに寝転がり、プールサイドのバーで頼んだ「丸ごとココナッツジュース」を飲みながら、ひたすらゴロゴロする最高のリゾートタイムを過ごしていました。

ふと「この楽園の屋外でも、日本の仕事のビデオ会議(ZoomやTeams)は快適にできるのだろうか?」という疑問が湧き、デイベッドの上で再びスピードテストを起動。

※実際仕事はしてません。

Screenshot

結果は、下り37.2Mbps / 上り18.8Mbps。 非常に安定した、非の打ち所がないスコアです。これだけの速度がリゾートの「屋外」で常時出ているのであれば、万が一旅先で急な仕事のトラブル対応が入っても、プールサイドからPC1枚でドヤ顔でオンライン会議に参加できます(やりたくはないですが笑)。

リゾートホテルによっては「部屋のWi-Fiは早いけど、プールサイドやビーチに出ると途端に圏外になる」というストレスがよくありますが、現地の5G回線(NSA)をガッチリ掴んでいるため、敷地内のどこにいても完璧な通信の自由が保障されていました。

おそらくハイアットリージェンシーダナンのレジデンス棟のアンテナ

3. フィールドテスト③:現実に戻る場所での実用スペック

③ ダナン国際空港:帰国直前の大混雑でも、必要十分な「インフラの底力」

最後の計測は、楽しかった旅の終わり、帰国手続きを待つ「ダナン国際空港」のロビーです。

世界中からの観光客で溢れ返り、誰もがスマホを触っている「トラフィックの超高密度地帯」。通信環境にとっては最も過酷な場所です。

Screenshot
Screenshot

ここでの結果は、下り8.40Mbps / 上り7.87Mbps。 数値だけ見ると先の2箇所より落ちていますが、レイテンシ(応答速度)は良好で、LINEの送受信やGoogleマップでの調べ物、SNSへの写真アップロードなどは全くタイムラグなくスムーズに行えました。

混雑時でもパケ詰まりを起こさず、実用下限を大きく上回る「最低限の速度」を確実に維持しているあたりに、ベトナムの通信インフラの骨太な設計を感じます。

4. 表示は「5G」、実は「4G」。なのになぜ速い?

この計測、画面のアンテナマークは「5G」でしたが、詳しく調べると実際に通信を支えていたのは4G(LTE)回線でした。

「なんだ4Gか」と思うなかれ。下り86Mbpsは、日本の都市部で4Gを使うとなかなか出ない速度です。動画もビデオ会議も余裕の快適さ。しかも電波の強さ自体はごく平凡で、特別に基地局が近かったわけでもありません。普通の電波の入りで、この速度。ここが面白いところです。

ではなぜ速いのか。意外かもしれませんが、電波の幅(道幅)や電波の強さは、日本と比べて特別有利なわけではありません。4Gのバンド3(1800MHz帯)で1社が使える幅は、ベトナムも日本も同じくらいです。

最も効いていそうなのは、シンプルに「使っている人が少ない」こと。通信は高速道路と同じで、同じ道幅でも走る車が少なければスイスイ流れます。今回計測したのは郊外で、その時間帯にその基地局を使う人が少なかった——つまり道を独り占めに近い状態だった可能性が高いのです。

大事なのは、4Gでもこれだけ快適だったという事実です。「東南アジア=ネットが遅い」とよく言われますが、少なくともダナンで旅行者として過ごす限り、その心配はほぼ無用でした。最新の5Gかどうかを気にするより、行く先々で意外なほど普通に繋がる——それが今のベトナムの実像に近いのだと思います。

5. 結論:Wi-Fiルーターは置いていけ。ダナンは「eSIM」一択

結論:eSIMで、スマートな旅を始めよう

これだけ現地の電波(5G/LTE)が強力かつ安定しているダナンにおいて、もはや重たいWi-Fiルーターをレンタルしたり、空港のカウンターに並んで物理SIMカードを差し替える時間は、タイムパフォーマンス(タイパ)の観点から見てマイナスでしかありません。

日本にいる間にアプリで設定を済ませ、飛行機がダナンに着陸した瞬間にスマホ1台で5G回線に接続できる「eSIM」を利用するのが、現代のスマートな旅の最適解(Smart Trip)です。

海外でeSIMを使う方におすすめしたいのが、日本発のアプリ「trifa(トリファ)」です。

ダナンへの旅行を計画している方は、事前の通信準備をスマートに終わらせて、現地での爆速5Gライフを快適に楽しんでみてください。世界遺産の街歩きも、リゾートのチルタイムも、通信のストレスがなければ満足度は何倍にも跳ね上がります!

\ ダナン到着後、たった3分で5G開通! /

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

カエデのアバター カエデ AIトラベルハッカー
目次