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導入:事前のイメージと、実際のイタリアの食費

旅行の計画を立てる時、一番気になるのが「現地の食費・物価」ですよね。「円安だし、ヨーロッパの外食は高そう…」と、私たち自身も出発前は少し身構えていました。
実際に行ってみると、立ち飲みエスプレッソやアペリティーボといったイタリアらしい文化を楽しみ、豪華なレストランにも行って、思ったより現実的な金額に収まりました。
今回は、ミラノ拠点・4泊5日の「夫婦2人分の全食事代」を、レシートの全明細つきで公開します。
【結論】イタリア4泊5日の全食費と1日あたりの金額
- 総額(夫婦2人):約382ユーロ(約6万円)
- 1日あたり:約95ユーロ(2人で約1.5万円 / 1人約7,500円)
<前提条件と為替レート>
- 大人2人分の料金(※スーパーでのお土産代は除く)
- 日数:4泊5日(初日と最終日は半日のため、1日あたりは4日換算)
- 朝食は含まず(ヒルトン・ゴールド会員特典でホテル朝食が無料だったため)
- 1ユーロ=約158〜160円で計算(2026年9月旅行時点のレート)
【💡この予算で「大満足」できた3つの理由】
今回、1人1日7,500円でこんなに充実した食旅になったのには、明確な理由があります。
- 朝食はホテルでしっかり楽しむ!(朝ビュッフェを満喫すると、日中はジェラートや巨大パニーニ等の軽食でちょうど良くなる)
もし外で朝食(パンとコーヒー等)を食べた場合、2人で1日12〜15ユーロ前後かかるため、4日間で約50〜60ユーロ(約8,000〜1万円)の追加出費になります。ホテル選びの参考にしてみてくださいね! - 現地のローカル文化に乗っかる!(アペリティーボや立ち飲みカフェなど、イタリア独自の文化はお財布にも優しい)
- 使うべきところでは贅沢する!(夜はオステリアやホテルディナーで絶品お肉を堪能)

実データで見る!イタリアの物価・相場早見表
食費の目安はこれ!カフェやレストランのリアルな価格
日別の明細を見る前に、私たちが実際に支払ったレシートから割り出した「イタリアの物価相場(早見表)」をご紹介します。まずはこの相場感を掴んでおくと、予算が立てやすくなります。
- エスプレッソ: 立ち飲み 1.6ユーロ
- カプチーノ: 席で 4.5ユーロ
- ジェラート: 小 3.5〜4ユーロ(※観光地の店では10ユーロのものも)
- ピザ: 1枚 8ユーロ
- パスタ・リゾット: 10〜24ユーロ(ホテルのレストラン等では24ユーロ前後)
- スプリッツ(お酒): 12ユーロ(※アペリティーボでおつまみ込みの場合)
- ミネラルウォーター: 2.6〜6ユーロ
- コペルト(席料): 1人 2〜4ユーロ
それでは、実際のお店と食べたメニューの「全明細&絶品グルメレビュー」を1日ずつ見ていきましょう!
お店の写真も大量に撮ってきたので、一緒にミラノ・フィレンツェ・ヴェネツィアの料理店を巡った気分になりましょう!
【1日目】ミラノ到着!大当たりイタリアンと王道カフェ
到着日の食費合計:約65.5ユーロ
| 店名・場所 | 注文内容 | 金額(ユーロ) |
| Friends (ミラノ中央駅近) | 水(3)、アメリカーノ(3)、ピザ(8)、アラビアータ(10)、チャージ(4) | 28.0 € |
| cioccolatitaliani | ジェラート(スモール) × 2 | 8.0 € |
| スタバ・ロースタリー | バタースコッチラテ(7.5)、コールドブリューレモン(8) | 15.5 € |
| Princi(プリンチ) | パン(6.2)、パン(7.8) | 14.0 € |
編集長のリアルなグルメレビュー
■ 駅前イタリアン「Friends」


ホテルに到着して「とりあえず何か食べたい」とGoogleの口コミで調べてふらっと入ったミラノ中央駅至近のお店ですが、これがなんと大当たり! アラビアータもピザもしっかりした味付けで、とにかく量が多い。東京で同じクオリティと量のものを食べたら7〜8千円はしそうですが、お水やコーヒーも頼んで2人で28ユーロ(約4,500円)。コスパ最強です。 ※明細にある「チャージ(4ユーロ)」は、イタリアの多くのレストランでかかる席料(コペルト)です。
■ ガッレリア近くのジェラート「cioccolatitaliani」


ミラノでの初ジェラート!スモールサイズで好きな味を2つ選べるシステムで、チョコとベリー系をチョイス。チョコがとにかく濃厚でしっかり美味しい!ガッレリア周辺は気軽に入れる飲食店が少ないですが、ジェラートを買って近くの教会の前のベンチで食べるのが最高です。(※ジェラートやカフェ巡りの詳細はこちらの記事へ![後日更新])
※この日訪れたガッレリア周辺の王道観光ルートや、世界最高峰の「スタバ・ロースタリー」「プリンチ」の圧倒的な店内の様子については、こちらのミラノ観光編で詳しくまとめています!

【2日目】フィレンツェ日帰り!市場ランチとオステリア
フィレンツェでの食費合計:約128.3ユーロ
| 店名・場所 | 注文内容 | 金額(ユーロ) |
| スーパー | 水 ※クレカ明細の円換算(401円) | 約 2.5 € |
| Osteria Cinatori Trenta | ブルスケッタ(7)、エビピスタチオリゾット(16.5)、グリルフィレ肉(29)、レモンソーダ(5)、ピーチティー(5)、チャージ(6) | 68.5 € |
| Caffe Maioli | ティラミスジェラート(10)、マンゴージェラート(10)、アメリカーノ(4)、カプチーノ(4.5) | 28.5 € |
| Il Mercato Centrale | モカ(3.8)、トマトパスタ(13)、ポテトニョッキ(12) | 28.8 € |
編集長のリアルなグルメレビュー
■ Osteria Cinatori Trenta



実は最初、有名パニーニ店に行こうとしたのですが、暑さと歩き疲れで腰が悲鳴を上げ……パニーニ屋の目の前にあったこのリストランテに駆け込みました(笑)。
ブルスケッタはトマトたっぷり、リゾットはエビの出汁が染み渡り、グリルフィレ肉は日本の霜降りとは違う「海外のしっかりした赤身ステーキ」でテーブルの塩をつけて食べると最高!おまけでついてくるパンすら美味しく、「ふらっと入った店でもこんなに美味しいのか」とイタリアの食レベルの高さに感動しました。(※量が多いので胃袋マネジメント必須です!)
■ Caffe Maioli の巨大ジェラート


ポンテ・ヴェッキオを渡った先で、死ぬほどの暑さに耐えかねて飛び込んだお店。「座って食べられる?」と聞いて2階席へ。ここで頼んだマンゴージェラートが、イタリア滞在中で一番巨大でした!
ただ、値段がかなりお高め(ジェラート1つ10ユーロ!)だったので、「隣の高評価店にすればよかったかも…」と少しだけ後悔。とはいえ、美味しいエスプレッソとクーラーで生き返ったので場所代としてはアリでした。
■ 中央市場(Il Mercato Centrale)の絶品パスタ



フィレンツェ駅から少し歩いた露店エリアの先にある巨大市場。中に入ると美味しそうな食材がズラリ!(※ここで買った人はトイレも使えます)
入ってすぐのワンオペのパスタ屋さんで「ラグーのパスタ」と「ニョッキ」を注文。量もしっかりあって本格的な味で大満足。他にもお肉やサラダなど美味しそうなお店が山ほどあったので、ここは時間をかけて少しずつ色々なものを食べる戦略が絶対におすすめです。
【3日目】ミラノの文化を体験!立ち飲みエスプレッソとアペリティーボ
ミラノ街歩きの食費合計:約38.4ユーロ
| 店名・場所 | 注文内容 | 金額(ユーロ) |
| NUOVO BAR CENTRALE | エスプレッソ | 1.6 € |
| BISTRO CENTRALE | 水 | 2.6 € |
| Giovanni Galli | マロングラッセ(5.74)、ジェラート(4.5) | 10.24 € |
| Luca e Andrea Bar | スプリッツ(12)、ノンアルスプリッツ(12) ※おつまみ付き | 24.0 € |
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■ NUOVO BAR CENTRALE で東洋のミラネーゼ爆誕


ミラノ中央駅の地上路線改札前にあるバール。「イタリア人はエスプレッソに砂糖を大量に入れて、クッと飲んで去っていく」という憧れの光景を実践すべく、AI英会話で練習した「Un caffè per favore」をレジで披露!
見事に通じて、バリスタが淹れてくれたエスプレッソに砂糖を1袋全投入。クイッと飲み干し、10分で退店。その瞬間、間違いなくそこに「東洋のミラネーゼ」が誕生していました(笑)。たった1.6ユーロ(約260円)で味わえる最高の文化体験です。(※イタリア語での注文の様子はこちらの記事へ![後日更新])
■ Giovanni Galli のマロングラッセ


老舗のマロングラッセ店。親切なことに日本語メニューがあり、「普通・チョコ・包まれた」の3種類から選べます。「包まれた」とは、銀紙に包まれた日持ちするタイプのこと。上品な甘さで絶品でした。
■ Luca e Andrea Bar で本場のアペリティーボ

ナヴィリオ地区で、ミラノで特に盛んな文化「アペリティーボ」を体験!
オレンジ色のカクテル「スプリッツ」を頼むと、信じられない量のフード(おつまみ)がドーンと出てきます。以前、銀座のスタバでアペリティーボを体験したことがありましたが、まさか本場で楽しめるとは……!量が多すぎてお腹いっぱいになり、この日は夕食を食べませんでした(笑)。
💡 ミラノ市内の移動について
ドゥオーモ周辺やナヴィリオ地区など、ミラノ市内の移動にはすべて「地下鉄」を利用しました。クレジットカードのタッチ決済がそのまま使えてめちゃくちゃ便利だったので、乗り方のコツはこちらを参考にしてください!

【4・5日目】ヴェネツィアの後悔と、ミラノ最後の豪華ディナー!
最終日付近の食費合計:約149.4ユーロ
| 店名・場所 | 注文内容 | 金額(ユーロ) |
| BISTRO CENTRALE | 水 | 2.6 € |
| Spontinimilano | カプチーノデカ(2.2)、ラテマキアート(1.5) | 3.7 € |
| all’Angolo (ヴェネツィア) | パニーニ ベジタリアーノ(8.5)、パニーニ クルード(8.5)、カフェフレッド等(9.8) | 26.8 € |
| ヴェネツィア ジェラート | ピッコロサイズ(3.5) × 2 | 7.0 € |
| 駅中コンビニなど | 水・炭酸水(3.4)、クロワッサン(1.6) | 5.0 € |
| cotoliAMO(ミラノ) | ミラノ風カツレツ(47)、ミラノリゾット(24)、ティラミス(12)、水(6)、エスプレッソ2杯(6)、席料(8) | 103.0 € |
| 自販機 (5日目) | エスプレッソ | 1.3 € |
編集長のリアルなグルメレビュー
■ all’Angolo の巨大パニーニと、痛恨の「後悔」

ヴェネツィアも死ぬほど暑く、とりあえず入ったカフェでベジタリアンパニーニを注文。サブウェイの長いパンを半分にして上に重ね、ギュッと押し潰したような巨大サイズ!トマトとチーズのシンプルな味でとても美味しかったです。

ただ、ここで今回の旅で最大の後悔が……。ヴェネツィアは「イカ墨パスタ」が名物なのですが、水上交通がメインのため思ったように移動できず、結局食べ損ねてしまいました。ヴェネツィアを日帰りする方は「何を・どこで食べるか、どうやって行くか」の事前計画と時間管理が絶対に必須です!
■ ヴェネツィアの路地裏ジェラート




ふらっと立ち寄ったお店ですが、今回の旅行の中で一番美味しいジェラートでした!
■ 最後の晩餐!ヒルトンミラノ1階「cotoliAMO」




旅の締めくくりは、宿泊していたヒルトンミラノの1階にあるレストラン。ここで念願の「巨大なミラノ風カツレツ」と「黄金のミラノ風リゾット」を堪能しました。カツレツは驚くほど巨大!
そして絶品だったのがティラミス。目の前で小さなマキネッタ(直火式エスプレッソメーカー)からエスプレッソを注いでくれるパフォーマンス付きで、チーズもスポンジも最高でした。
ホテルのレストランなので2人で103ユーロ(約16,000円)と値段は張りますが、それ以上の満足感!食べ残したご当地グルメがあれば、最後はホテルのディナーで回収するのも大正解です。
ちなみに、私たちがこのヒルトンミラノを旅の拠点に選んだ最大の理由は「圧倒的な立地の良さ」です。ミラノ中央駅周辺の治安やアクセスの詳細はこちらをご覧ください。


【おまけ】ばらまき土産はスーパー「CONAD」が最強!
ミラノ中央駅のスーパーで買ったお土産の全明細


食費とは別枠になりますが、ミラノ中央駅にあるスーパー「CONAD(コナド)」で、最終日に大量のお土産を購入しました。「現地のスーパーって何をいくらで買えるの?」と気になる方のために、レシートの全明細を公開します!
| ジャンル | 購入した商品 | 金額(ユーロ) |
| パスタ類 | パイプ型(1.05)、ペンネ(1.05)、スパゲッティ×2(1.50) | 3.60 € |
| オイル・食材 | トスカーナIGPオリーブオイル(16.90)、乾燥ポルチーニ 50g(12.90)、トリュフオイル(3.99)、アンチョビ(1.79) | 35.58 € |
| お菓子 | ダークチョコ等2種(11.98)、ピスタチオキャラメル(2.99)、ウエハース(1.99) | 16.96 € |
| 飲み物 | ミネラルウォーター(1.19)、カンパリソーダ(5.99) | 7.18 € |
| インスタント | カップ麺 チキン味(2.49)、カップ麺 ビーフ味(2.49) | 4.98 € |
| 合計 | お土産&食材 フル買い出し合計 (※内税5.09€) | 68.30 € |
空港はお土産も割高な傾向があるので、トリュフオイルやポルチーニ茸、ばらまき用のチョコレートなどは現地のスーパーでまとめ買いするのが鉄則です!
まとめ:円安でもイタリアグルメは最高に楽しめる
メリハリの効いた予算管理で、賢く美味しい旅を
朝はホテルでビュッフェを楽しみ、日中は立ち飲みエスプレッソやパニーニ、夕方はアペリティーボ、夜はミラノ風カツレツ。食べたいものを食べて、この金額に収まりました。出発前は身構えていましたが、メリハリをつければ、そこまで構えなくても大丈夫だと感じた旅でした。
朝食をホテルで取れたこと、2人分であること、2026年9月の価格であることを踏まえて、ご自身の予算に置き換えてみてください。










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