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【イタリア鉄道攻略】ミラノ〜フィレンツェ・ヴェネツィア電車移動!ItaloとTrenitalia比較&当日券売機ハック

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目次

導入:ミラノを拠点にした特急日帰り遠征のリアル

今回のイタリア旅では、ミラノ中央駅至近の「ヒルトンミラノ」に連泊し、そこを拠点(ベースキャンプ)にしてフィレンツェとヴェネツィアへ特急電車で日帰り遠征するというスタイルをとりました。重いスーツケースをゴロゴロ引いて移動せず、身軽に動ける旅程です。

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ルートとしては、ミラノから東がヴェネツィア、南東がフィレンツェです。 所要時間はどちらも似たような感覚で、特急に乗ればミラノ中央駅からフィレンツェまで約1時間55分、ヴェネツィアまでは2時間29分で到着します。

この記事では、私たちが実際に利用したイタリアの2大鉄道「Italo(イタロ)」と「Trenitalia(トレニタリア)」の乗り比べレビューや、「仲介サイトでの事前予約がキャンセルされて当日駅の券売機で乗り換えルートを買った」という冷や汗もののリアルな体験談まで、全区間の料金とともにお届けします。

それでは、実際の乗車レビューと驚きのトラブル顛末を見ていきましょう!

【比較】Italo vs Trenitalia(フレッチャロッサ)の実体験レビュー

等級の違いと実際の料金を大公開!

イタリアには、日本のJRと私鉄のように「Trenitalia(トレニタリア/旧国鉄)」と「Italo(イタロ/民間)」の2つの鉄道会社が走っています。 どちらが特別安い・早い・快適ということはないので、時間と費用に合わせて使い分けるのが正解です。

今回、私たちは様々なルートや等級に綺麗に乗り分けることになったので、それぞれの乗り心地をレビューします。

区間(ミラノ発着)会社・列車名クラス(等級)1人あたりの料金
【行き】フィレンツェItalo(特急)Prima Business(一等)50.40 €
【帰り】フィレンツェItalo(特急)Smart(二等)42.40 €
【行き】ヴェネツィアTrenitalia(普通)※乗換あり2ª CLASSE(自由席)22.40 €
【帰り】ヴェネツィアTrenitalia(特急Frecciarossa)2° Standard(指定席)52.00 €

※料金はすべて2026年9月利用時のもの(特急は座席指定料込み)。1ユーロ=約158〜160円で計算。

編集長のリアルな乗車レビュー

■ Italoの等級の違い(Prima Business と Smart)

Italoは赤い車体で、東海道新幹線の鼻を短くしたようなスマートでかっこいい特急です。 フィレンツェ遠征の際、行きは上位等級の「Prima Business(一等車)」、帰りは「Smart(二等車)」を利用しました。この2つの最大の違いは「座席の広さ」と「スナック・ドリンクサービスの有無」です。

\こちらがItaloの特急です/

\こちらがTrenitaliaの車両です。空港からミラノ中央駅への列車/

Prima Business(おすすめ!): 座席の広さは「ANAの国内線の座席」や「新幹線の普通席とグリーン車の中間くらい」のイメージです。車両の席数が少ないためゆったりしており、非常に快適!さらに、ANAの機内サービスのようなドリンク(私はコーヒーを選択)と軽いお菓子の無料提供もありました。

Smart: 座席の広さは「ピーチなどのLCC」や「大阪環状線のクロスシート(進行方向を向く席)」くらいのイメージです。少し窮屈さはありますが、2時間弱の移動なら全く問題なく過ごせます。

■ 特急の違い(Italo vs Trenitalia フレッチャロッサ)

ヴェネツィアからの帰りに乗ったTrenitaliaの特急「Frecciarossa(フレッチャロッサ)」ですが、Italoと比べて乗り心地に大きな違いはありませんでした。車両のデザインが違うくらいで、どちらを選んでも快適に移動できます。

■ Trenitaliaの「普通列車」と「特急列車」の違い

ヴェネツィア行きの普通列車(Regionale)は席の指定がないため、立って乗っている人もいて少し窮屈な印象を受けました。ヴェローナでの乗り換え後など、タイミングが悪いと座れないリスクもあります。

また、所要時間もヴェネツィアまで普通列車で「3時間27分」、特急で「2時間29分」と1時間近く差が出ます。後述するようなトラブルがなければ、日本から事前に特急を指定席で予約しておくのが一番確実で楽です。

💡 イタリアの特急を予約するなら「Omio(オミオ)」が便利!
今回は利用していませんが、予約候補として、ヨーロッパの交通機関に特化した予約サイトで、日本語に対応しているOmioを紹介します。検索窓に「ミラノ」「フィレンツェ」と入れるだけで、ItaloとTrenitaliaの両方の時刻表と最安値を一発で比較できるので、乗る列車に迷っている方に一番おすすめです。

普通列車の車窓から

【トラブル実録】予約キャンセルからの当日券売機ハック

異国の地で予約が取れていない絶望からの逆転劇

「何時にどの電車に乗るかは、現地で疲れ具合を見ながら決めよう」 そう考えた私たちは、イタリアに到着してから現地でチケットを取る作戦にしました(※今回はTrenitalia等の公式サイトや公式アプリは使用せず、仲介サイトを経由しています)。

3日目の夜、ホテルの部屋で妻に翌日のヴェネツィア行きの電車(7:35発のItalo)をTrip.com経由で予約してもらい、「よし、これで明日はヴェネツィアだ!」と安心して就寝しました。

(※今回、私たちは売り切れのため乗車券を発行できず手配エラーになってしまいました。今回は利用していませんが、予約候補として下記サービスをご紹介します。日本から事前に確実に取りたい場合は、ヨーロッパ鉄道手配の定番である Omio:ヨーロッパ、北米の鉄道・バス・航空券の予約や、日本語サポートが手厚いKlook( 今すぐKlookで予約!)などの大手サイトを利用することを強くおすすめします。)

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しかし翌朝、朝食を終えてミラノ中央駅へ向かっている途中、妻のスマホに恐ろしい通知が。

「申し訳ありません、売り切れのため乗車券を発券できませんでした。10分以内に払い戻し手続きが開始されます…」

「えっ、何その話!?」と一気に血の気が引きました。ヴェネツィア行けないの?と絶望しかけましたが、とりあえず時間通りに駅へ。何度確認してもやはり予約は取れておらず白紙の状態でした。 (※ちなみに返金についてですが、後で妻に確認したところ、そもそも引き落とし(決済)自体が行われていなかったとのこと。そのため「いつ返金されるか」とヒヤヒヤするような実害は一切なく、不幸中の幸いでした!)

【救世主!赤い自動券売機(Biglietti)】

途方に暮れていた時、初日から駅で目立っていた赤色の自動券売機(TrenitaliaとItaloのマシーン)の存在を思い出しました。「調べてみるか…」と自販機を操作してみると、直前でも電車自体には空席があることが判明!

\よりの写真がなくてすいません、この青で囲んだやつが券売機です。「Biglietti」がイタリア語の「チケット」です/

ここで声を大にして言いたいのは、「オンライン予約でトラブルがあっても、駅の券売機で当日買えるから絶対に諦めないで!」ということです。

【💡駅の券売機で買う時の注意点・ハック】
  • 操作方法: 日本の券売機のようにボタンを押してお金を入れるだけのシンプルなものではありません。画面上で「自分の名前」や「メールアドレス」を入力し、クレジットカードで決済する方式でした。
  • 言語: 英語表示(English)に切り替えられるので、イタリア語が読めなくても感覚で操作できます。
  • チケットの形: 行きの普通列車はレシート型のQRコード、帰りの特急は飛行機の搭乗券のような厚みのある紙で出てきました。

【乗り換えのリアル】直行便が高すぎたのでヴェローナ経由にしてみた

到着時間はたった40分差!?驚きの料金比較

券売機で無事に空席を見つけたものの、直前の「特急券(直行便)」は値段が高騰していました。次の特急(8:45発)を調べると、2人でなんと104.00ユーロ!

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※10月に同じ区間・同じ曜日で再検索した画面(特急104.00ユーロ)

「うわ、高いな…それに今から駅で時間潰すのも勿体無いな」と悩んでいたところ、ふと少し前の「8:25発・ヴェローナ乗り換えの普通列車」を見てみると……料金は2人で44.80ユーロ!なんと半額以下です。

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※10月に同じ区間・同じ曜日で再検索した画面(乗り換え44.80ユーロ)

さらに、2つのルートの「到着時間」をよく見比べてみると衝撃の事実が。

  • 特急(直行): 11:14着(104.00ユーロ)
  • 普通(乗り換え): 11:52着(44.80ユーロ)

「あれ!?到着時間は約40分しか変わらないのに、値段は半額以下じゃん!」 異国の地での乗り換えはリスクだと避けていたのですが、このコスパの良さに背中を押され、えいやっと普通列車を購入しました。

【イタリアでの乗り換えは意外と難しくない!】

今回、私たちは「Milano Centrale →(普通列車)→ Verona Porta Nuovaで乗り換え →(普通列車)→ Venezia S. Lucia(※ヴェネツィア本島の駅。本土側のメストレ駅とは別)」というルートを利用しました。

実際の乗り換えですが……なんと「向かいのホームに乗るだけ(乗り換え時間5分)」で迷う余地がありませんでした! 電車から降りて、目の前に停まっている電車に乗り込むだけ。(遅延さえなければ)超余裕の乗り換えです。 ※乗り換え駅の「ヴェローナ」は、中世の面影がそのまま残る美しい街らしく、今回は乗り換えだけでしたがいつか観光で訪れてみたいと思いました。

ただし、後続の電車が遅れる、ストライキが起きるなど様々なリスクもあるため、基本的には直通の特急をおすすめしますが、「いざとなれば乗り換えルートでも全然なんとかなる!」という事実は覚えておいて損はありません。

イタリア鉄道の乗り方・駅のルールの注意点

定時運行のリアルと、ヒヤヒヤする電光掲示板

最後に、実際に利用してわかった「イタリアの駅のリアル」をまとめます。

意外と時間通りに動く(定時運行): 海外の電車は遅れるイメージでしたが、基本的にはオンタイムです。特にミラノ中央駅などの始発駅からは時間通りに出発するので、遅れずに乗車しましょう。(※今回遅れたのは帰りのフィレンツェ発のみで、約20分の遅れでしたが、電光掲示板に逐一表示されるので安心でした

\フィレンツェの待合です。みんなが見ているのが掲示板/

出発ギリギリまでホームがわからない!: 日本のように「〇番線は〇〇行き」と決まっていません。出発の10分前くらいにならないと、電光掲示板に自分の乗る列車のプラットフォーム(Binario)が表示されないため、掲示板の前でみんなが上を見上げて待つことになります。これはイタリア名物ですね。

\こちらがミラノ中央駅の電光掲示板の一例。こういう掲示板が各所に設置。列車番号で確認を。/

朝の改札は大混雑: ホームへ入る際、QRコードをかざすゲート(改札)を通ります。ミラノ中央駅の朝は特急に乗る人で長蛇の列になっており、「時間通りに乗れるか!?」とヒヤヒヤしました。朝の移動は、なるべく早めに駅に着いておくか、優先レーンを使える上位チケット(Prima以上など)を買っておくのが安心です。

\フィレンツェの駅の改札。右側が改札です。/

💡 ミラノ市内の移動について(おまけ)
ドゥオーモ周辺やナヴィリオ地区など、ミラノ市内の移動にはすべて「地下鉄」を利用しました。クレジットカードのタッチ決済がそのまま使えてめちゃくちゃ便利だったので、乗り方のコツはこちらを参考にしてください!

まとめ:トラブルがあってもイタリアの鉄道移動はなんとかなる!

今回はミラノを拠点とした日帰り遠征を楽しみました。
ちなみに、私たちがミラノ中央駅の「ヒルトンミラノ」を拠点に選んだ最大の理由は、まさにこの「鉄道遠征における圧倒的なアクセスの良さ」です。駅周辺の治安やホテルの詳細は以下をご覧ください。

直前で予約がキャンセルされるという絶体絶命のピンチもありましたが、駅の自動券売機や乗り換えを駆使すれば、案外なんとでもなります。むしろそのハプニングのおかげで、「到着時間がほぼ変わらないのに半額以下で行けるルート」を発見し、乗り換えのリアルを体験できたので結果オーライです。

今回の拠点型スタイルは、荷物のパッキングをせずに身軽に動けるメリットを存分に味わえました。ただ、イタリアには魅力的な街が多すぎるので、次回行く際は、スーツケースを持ってホテルごと移動する「都市周遊型」の旅程にも挑戦してみたいなと思います。

(※とはいえ、トラブルなくスムーズに移動したい方は、やはり日本からの事前オンライン予約が最強ですよ!)

▼ 日本語でサクッと比較・予約するならこの2つ!

① Omio(オミオ) ItaloとTrenitaliaを同時に比較検索できる、ヨーロッパ鉄道予約の鉄板サイト!

② Klook(クルック) ツアーやチケット予約でおなじみの大手。鉄道チケットも日本語で安心して買えます。

イタリアの電車移動に不安を抱えている方の参考になれば嬉しいです!

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この記事を書いた人

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